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卒塾生の感想

卒塾文集より

お互いを自分とは全然違うと思うから成り立っている。(中3・女子)

卒塾生感想文写真

バッカーズに入塾して1番驚いたことは「みんな違ってみんないい」が成立していることです。これはいろんなところで言われていることですが、きれいごとだと思っていました。なぜかというと私自身がみんなと違っていて、それがとても恥ずかしいことだと思っていたからです。だんだん周りが見えるようになると周りにいる人が自分のことをどう思っているかが嫌でも分かるようになり、恥ずかしさを感じることが多かったです。これは私だけが思っていることではないと思います。学校で挙手を求められたときのあの空気感、意見を言う人への冷やかしや苛立ちの声。これらは誰もが見たり感じたりしたことがあるのではないでしょうか。学校は人柄や顔、好きなこと・ものが違う人がたくさんいる、みんな違ってみんないい場所ですが、その「みんな」の中に入ることが苦手な人は例外なのだろうなと私はいつも考えていました。

しかし、バッカーズは少し違いました。なぜなら塾生は出会った時点で共通していることが少ないからです。年齢や住んでいるところなどが違うだけで私が普段接している人たちとは話すことや興味を持っていることが全然違います。バッカーズのシステムはお互いがお互いのことを自分とは全然違うなと思うから成り立っている部分もあるのではないかな、と考えました。

私はバッカーズでいろいろな経験をしたことで、集団の一部だけではなく個人としても活躍できる人になりたいと思えるようになりました。きっとこの変化は入塾をせずダラダラと学校に通い続けた場合の私にはなかったはずです。まだ学校でバンバンと意見を出せるほど成長したわけではありませんが、その勇気を踏み出せる人になれるように頑張りたいと思います。