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卒塾生の感想

卒塾文集より

みんながきちんと聴いてくれたことで、話す勇気がわいた。(小6・女子)

卒塾生感想文写真

私はバッカーズ九州寺子屋に入塾する前は、人前で話すことが苦手でした。恐らく、緊張して何を話したかったのか、何を話せばいいのかが分からなかったからだと思います。そのため、入塾してからしばらくは、マイクを回された時に、前の人と似たような話をしていたような気がします。人と違う内容でも、少し外れた話をしていたかもしれません。理由は、上のように緊張してうまく話せなくなってしまうことと、アウトプットを前提としたインプット、つまり、読む、聴くができていなかったからだと思っています。特に、人の話を「聴く」ことができていなかったと感じています。学校の授業も、元々話すことが苦手だったので、発表はあまりしていませんでした。授業内容も黒板を写せば大体分かるので、「聴く」メリットが段々と減っていくと、いつの間にか、意識もなくただ「聞いて」いるだけになっていき、そのせいで発表ができなくなる……と悪循環になっていることもありました。そのことに気付いてからしばらく講座を重ねるうちに、マイクを回される時に緊張することが少なくなっていきました。ノートにとってある文字の量が増えているので、段々と聴けるようになっていったのではと感じました。

バッカーズ九州寺子屋は私にとって一番過ごしやすい場所でした。バッカーズでは全員が発表をします。みんながその時の気持ちを理解し、話を聴いてもらえなかったらますます緊張することを分かっています。みんながきちんと聴いてくれたことで、話す勇気がわきました。そして、いつもユーモアの心を持って、周りを楽しませようとする人ばかりでした。みんなが自分の行動に責任を持っているからこそ、過ごしやすいと感じることができたのだと思います。